MGN移行ガイド/MGNによる移行ステップ
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Classmethod Cloud Guidebook
MGNによる移行ステップは以下のようにすすみます。
- 初期設定
- エージェントインストール
- EC2起動テンプレートの更新
- テストインスタンスの起動
- テストインスタンスの削除
- カットオーバーインスタンスの起動
- システム切り替え
- カットオーバーのファイナライズ
初期設定
ステージングVPCの作成やレプリケーションサーバーを起動するサブネットの指定などを行います。
エージェントインストール
ソースサーバーにエージェントをインストールします。インストール時にIAMユーザーのアクセスキー、シークレットキーを指定します。
インストールに問題がなければ、MGNコンソールにソースサーバーが表示されます。
レプリケーションの進捗状況はMGNコンソールから確認できます。
以下の例では、同期開始から19分で29%の同期が行われています。
同期中はライフサイクルがNot ready
となります。以降の作業ではライフサイクルを確認しソースサーバーごとの状況を確認します。
同期が完了するとReady for testingになります。
EC2起動テンプレートの更新
テストインスタンスとカットオーバーインスタンスはEC2起動テンプレートの内容に基づき起動します。EC2起動テンプレートにはインスタンスタイプ、サブネット、セキュリティグループなどの情報が含まれます。 EC2起動テンプレートにはバージョンがあります。新しいバージョンを作成します。
作成したバージョンをデフォルトのバージョンに指定します。テストインスタンスとカットオーバーインスタンスは、デフォルトのバージョンの内容に基づき作成されます。
テストインスタンスの起動
テストインスタンスを起動する前に、継続的データ保護 (CDP) モードから外れていないかやCDPモードへ到達するために複製が必要なデータ量を確認できます。
ステータスがHealthyであり、LagとBacklogが-
の場合は問題なくレプリケーションできています。
Launch test instancesを実行し、テストインスタンスを起動します。
レプリケーションされたデータからスナップショットが取得された上でコンバージョンサーバーがブートローダーなどの変換します。変換が完了すると、テストインスタンスが起動します。 一連の工程はジョブとして実行され、状況を確認できます。ジョブが完了すると、テストインスタンスIDが表示されます。
テストインスタンスは通常のEC2であり、EC2コンソールから確認できます。テストインスタンスに接続し、各種テストを行います。 テスト中のライフサイクルはTest in progressになります。
テストインスタンスの削除
テストが終わり次第、Mark as “Ready for cutover”を実行し、テストインスタンスを削除します。
ライフサイクルがReady for cutoverになります。
カットオーバーインスタンスの起動
Launch cutover instancesを実行し、カットオーバーインスタンスを起動します。起動の仕組みはテストインスタンスと同様です。 カットオーバーインスタンスが起動したら、OSやアプリケーションの設定変更を行い、アプリケーションの動作確認を行います。
システム切り替え
動作確認に問題がなければ、DNSエントリの変更、関連するシステムの連携先変更などを行いシステム切り替えを行います。 問題がなければ、ソースサーバーを停止します。以下の例ではドメインコントローラーのDNSエントリを変更しています。
カットオーバーのファイナライズ
カットオーバーのファイナライズを行い、レプリケーションに利用したデータを削除します。